【ハンドメイド作家】ネットショップで売れる商品写真の撮り方

ネットショップでハンドメイド作品を販売する際に、避けて通れないのが「商品写真」。

季節ごとに新作を発売し、撮影のたびに「写真って難しい」と感じたことのある作家さんも多いのではないでしょうか。わたし自身もハンドメイド作家として活動するなかで、写真の重要性を痛感してきました。

実際に、写真撮影を苦手と感じているハンドメイド作家さんは少なくありません。「どう撮ればいいのか分からない」「写真のセンスがない気がする」と悩む声をよく耳にします。

そこで今回は、写真が苦手な方でも簡単に実践できる「売れる商品写真の撮り方」についてご紹介します。

「もっと魅力的な写真を撮りたい」「SNSでもっと商品の魅力を発信したい」という方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。あなたの商品の魅力が、もっと伝わるようになるはずです。

そもそも写真撮影に“センス”は必要?

「わたし、写真のセンスがないから……」写真撮影の話になると、そう口にするハンドメイド作家さんは少なくありません。しかし、実は写真を撮るのに必要なのは「センス」ではなく「スキル」なのです。

もし「センスがなければ撮影できない」なんてことになれば、今の時代にネット販売をしている人たちはみんな困ってしまいますよね。SNSやネットショップなど、オンラインでの販売が当たり前になった今、写真撮影は誰もが避けて通れないスキル。だからこそ、感覚や才能に頼る必要はないのです。

実際にわたしが運営しているハンドメイド物販スクールでも、ちょっとしたコツを伝えるだけで、写真の仕上がりが劇的に変わる生徒さんがたくさんいます。うまく撮れない人の多くは、どこか野暮ったい印象の写真になりがち。でもそれは、ほんの少しのポイントを意識することで、すぐに洗練された印象に変わるのです。

魅力的な商品写真を撮るために、押さえておきたいのが「構図」と「カメラの設定」です。この2つを意識するだけで、特別なカメラがなくても、スマートフォンだけで十分にプロっぽい写真が撮れるようになります。

今回は、それぞれのポイントを具体的に解説していきます。写真撮影が苦手な方は、ぜひ試してみてくださいね。

撮影前にまず準備したいのは“撮影専用のスペース”

「構図」や「カメラの設定」にこだわる前に、まず大切なのが写真を撮るためのスペースを確保することです。

ネットショップで商品を販売するとなると、思っている以上にたくさんの写真を撮ることになります。「こんなに撮るの?」と驚くほど、撮影の機会は多いもの。だからこそ、日常的に撮影できる環境を整えておくことがとても大切です。

たとえば、毎回家具を動かしてスペースを確保するのは現実的ではありません。撮影のたびに準備をしていては、大きな負担になってしまいます。

おすすめは、あらかじめ「ここで撮影する」と決めた場所をつくっておくこと。自然光が入りやすい窓際や、白い壁の前など、撮影に適した場所を固定するだけでも、作業の効率がぐんとアップします。

まずは、日常的にサッと撮影できる環境づくりから始めてみましょう。それが、クオリティの高い写真を継続的に撮るための第一歩になります。

写真の印象を決めるのは“構図”にある!魅力が伝わる撮り方とは?

撮影スペースが整ったら、次は実際に商品の魅力を引き出す写真の撮り方をご紹介します。

ネットショップでは、お客さまが「欲しい!」と思うかどうかは写真の印象に大きく左右されます。その鍵を握るのが「構図」です。

構図とは、商品や小道具をどう配置するかということ。すこしの工夫を加えるだけで、写真の仕上がりがぐんと洗練されたものになります。わたしのハンドメイド物販スクールでも、初心者の方が構図を意識するだけで見違えるような写真を撮れるようになっています。

とくにおすすめなのが「三角構図」と「ハの字」です。この2つを意識するだけで、誰でもおしゃれな商品写真が撮れるようになります。

立体感とおしゃれ感が出せる「三角構図」

「三角構図」は、3つのポイントを結んだ三角形をイメージして商品を配置するテクニックです。

たとえば、三角の手前に販売する商品を置き、奥の左右の2点には洋書や布などの小物を配置しましょう。自然と立体感が生まれ、視線を引き込む写真になります。

小道具は、作品の雰囲気やブランドイメージに合うものを選ぶのがポイントです。カラーを統一すると、より世界観が整います。

アクセサリーを撮る場合は、小さなお皿(豆皿など)に商品を乗せるだけでも雰囲気が出ます。100円ショップの「セリア」などでも、撮影に使えるおしゃれな小物が手に入ります。

たとえば「アイボリーホワイト×淡いピンク」のように、写真の色味を決めておけば、毎回違う商品を撮ってもイメージを統一させられます。商品だけでなく背景や小物も含めて、「自分のブランドらしさ」を表現することが大切です。

「ハの字」で配置して、こなれた印象に仕上げる

もうひとつ大事な構図が「ハの字」です。これは商品をまっすぐに置くのではなく、カタカナの「ハ」の形のように、少し角度をつけて配置するテクニック。これだけで、一気にこなれ感を演出できます。

人の写真でも、直立して撮るよりも体を斜めにしたほうが自然で柔らかい印象になりますよね。それと同じで、商品の配置も少し角度をつけるだけで、堅さが抜けてナチュラルでおしゃれな雰囲気になります。

また、高さや奥行きに差をつけると、より立体感のある写真になります。まっすぐ並べていた小物を少しずつハの字にずらすだけで、グッと雰囲気がよくなるので、ぜひ実践してみてくださいね。

安定した写真を撮るなら三脚は必須アイテム!

新作をリリースするたびに必要になる商品撮影。ネットショップでは、同じ構図で何枚も写真を撮る場面が多くあります。そんなときに役立つのが「三脚」です。

「スマホやカメラを手で持って撮ればいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、手持ち撮影では微妙に角度がズレてしまい、統一感のある写真を撮るのが難しいのです。とくに構図やブランディングにこだわるなら、写真の安定感はとても重要。

わたしの運営しているハンドメイド物販スクールでも、スマートフォン対応の小型三脚から本格的なものまで、生徒さんに三脚の導入をおすすめしています。商品写真をレベルアップさせたいなら、まずは三脚を取り入れてみましょう。

視線を商品に集中させる写真を撮ろう

写真を通じて一番見せたいのは、もちろん「商品」そのもの。お客さまの視線をしっかりと商品に向けるには、ピントの合わせ方も重要なポイントです。

たとえば、三角構図やハの字構図を使いつつも、主役である商品にピントを合わせることで、自然と視線がそこに集中します。背景をぼかすことで、余計な情報が入らず、商品が際立って見えるようになるのです。

カメラの角度と距離も工夫が必要

三脚を使ってカメラをセッティングする際は、カメラの位置も重要です。基本的には、商品に比較的近い距離から撮影しましょう。机の上に置いた商品に対して、カメラを30〜45度くらいの角度で構えると、奥行きと立体感が出て、より魅力的な写真になります。

とくにアクセサリーのような小さなアイテムは、カメラをしっかりと近づけることで細部まで伝えられます。

スマホでもできる!「F値」で背景をぼかすテクニック

背景をぼかして商品を際立たせるためには、スマートフォンの「F値」を調整するのがおすすめです。F値とは、レンズの絞りを示す数値で、これを小さく設定することで背景がぼけ、商品にフォーカスが集まります。

iPhoneの場合は、カメラアプリの「F」と書かれた項目をタップするとダイヤルが表示され、数値を調整できます。F値を小さくすると背景がしっかりぼけて、より印象的な写真に仕上がります。

Androidでも同様に「F値」設定ができるモデルが多いので、カメラ設定を一度確認してみてくださいね。

もしお使いのスマートフォンが古くて背景ぼかし機能が使えない場合は、機種変更も検討してみてください。今どきのスマホはカメラ性能が非常に高く、ネットショップ運営においても心強い味方になります。

商品写真をプロっぽく見せるには、特別なセンスは必要ありません。大事なのは「安定した構図」「商品へのピント」「背景をぼかすこと」の3つ。この3つがそろえば、スマホだけでも十分に魅力的な商品写真が撮れるようになります。

まとめ

今回は「ハンドメイド作家がネットショップで売れるための商品写真の撮り方」についてお話しました。

ネットショップでの販売において、写真はお客さまの「欲しい!」を引き出す最初の一歩。撮影に苦手意識がある方も多いですが、写真はセンスではなくスキルで上達します。

今回ご紹介した「三角構図」「ハの字の配置」「F値で背景をぼかす」という3つのポイントを押さえれば、誰でもスマホ一つで洗練された写真が撮れるようになります。ぜひ実践して「写真って楽しいかも」「わたしにもできるかも」と思っていただければ嬉しいです。

ネットショップで売れる商品写真の撮り方についてもっと詳しく知りたい方は、わたしの著書「ハンドメイド副業月10万円稼ぐ本」の第4章をぜひご覧ください。三脚の選び方や実践的なテクニックをさらに詳しくご紹介しています。

商品写真を味方につけて、あなたのハンドメイド作品をもっと多くの人に届けましょう!

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