ハンドメイド作家はインスタグラムをやるな

今回は「ハンドメイド作家はインスタグラムをやるな」についてお話をします。

「インスタグラム、やらないの?」と驚いた方が多いと思います。もちろん、インスタグラムはビジネスに活用できる強力なツールです。しかし、多くの人が「とにかくインスタを頑張れば売れるはず」と考え、結果が出ずに苦しんでいます。

実は、大切なのはインスタをやるかやらないかではなく、「正しい順番でマーケティング戦略を実践すること」です。本記事では、ハンドメイド作家がインスタをやるべきではない理由と、成果を出すために必要なステップを詳しく解説していきます。

「インスタグラムをやるな!」の真意とは?

「インスタグラムをやるな!」この言葉を聞いて驚いた方もいるかもしれません。もちろん、わたしはインスタグラムを否定しているわけではありません。ただ、「順番を間違えている人が多すぎる」ということを伝えたいのです。

わたし自身、ハンドメイド作家として活動し、ブランドを12年間運営してきました。最初は感覚だけで販売していましたが、ある時売上が伸び悩み、「このままでいいのか?」と悩んだことがあります。

そこで、わたしはマーケティングを学び始めました。そのなかで出会ったのが、「DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)」という考え方です。このDRMを理解して実践することで、わたしのブランドは楽天市場に出店後わずか半年で月商100万円を達成。年商2,400万円、繁忙期には月商300万円という結果を出すことができました。

では、なぜ「インスタグラムをやるな!」というのか? その理由と、本当にやるべきことを解説していきます。

ハンドメイド作家が陥る「マーケティングの勘違い」

フォロワーを増やせば売れる?

インスタグラムを頑張る作家さんの多くが、「フォロワーを増やせば作品が売れる」と思っています。しかし、フォロワーの数=売上ではありません。

実際に、「インスタでは人気なのに、全然売れない…」という声をよく聞きます。なぜそうなるのか? それは、フォロワーを増やすことと、売れる仕組みを作ることは全く別だからです。

DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)とは?

マーケティングの基本は、「目の前に欲しいお客さまが自然に流れ込んでくる仕組みを作ること」です。そのなかでも、わたしが学び実践したのが「DRM」という手法でした。

DRMは、

D(ダイレクト):直接的なアプローチ

R(レスポンス):お客様の反応を見ながら進める

M(マーケティング):販売戦略

という意味を持ちます。

イメージとしては、ドリップコーヒーのようなもの。最初にお湯(お客さま)を注ぎ、それがゆっくりとフィルターを通過して、最終的にコーヒー(購入者)になります。この流れを作ることが重要なのです。

では、具体的にどんなステップを踏めばよいのでしょうか?

①認知を広げる(集客の入り口)

まず、あなたの作品が知られていなければ売れることはありません。そのため、とにかく認知を広げることが重要です。

たとえば、

  • SNS(インスタ、X、TikTokなど)で発信する
  • ブログやYouTubeで情報発信する
  • イベントや展示会に出展する

など、とにかく多くの人に知ってもらう努力が必要です。

ここで大事なのは、「数をこなすこと」。1日1投稿では足りません。毎日何度も発信し、目に触れる回数を増やしましょう。

なぜなら、人は7回以上同じ情報に触れて初めて興味を持つと言われているからです。1回投稿して終わりではなく、繰り返し発信し続けることが大切です。

②興味を持ってもらう(関心を引く)

認知を広げたら、次は「興味を持ってもらう」ことが重要です。

「可愛い!」と思っただけでは、すぐに購入にはつながりません。人は、買うかどうかをじっくり検討するものです。

そこで、次のようなアプローチを取りましょう。

  • ストーリーを伝える(なぜこの作品を作ったのか?)
  • 使い方やコーディネートの提案をする
  • お客様の声やレビューを紹介する

こうすることで、ただの「商品」ではなく、「自分にとって価値のあるもの」と感じてもらいやすくなります。

③購入してもらう(売れる仕組みを作る)

ここまで来て初めて、商品が売れる段階に入ります。

しかし、購入までのハードルが高いと、せっかく興味を持ってくれた人も離れてしまいます。スムーズに購入してもらうために、次のポイントを押さえましょう。

  •  ショップページを整える(わかりやすい商品説明・購入導線)
  • 安心感を与える(返品・交換ポリシーを明記)
  • 期間限定キャンペーンなどで背中を押す

最終的に「欲しい!」と思ってもらえたら、購入につながる確率がぐんと上がります。

ネットショップを整えないと意味がない

SNSでどれだけ頑張っても、お客さまが最終的に購入するのは「ネットショップ」です。つまり、ネットショップが未完成なままSNSで集客しても、売上にはつながりません。

ネットショップのチェックポイント

  1. 商品写真
  • 魅力的な写真を用意する
  • 試着や触れることができない分、伝わる写真を意識する
  1. 商品説明
  • お客さまが疑問を持たないように詳しく説明する
  • 実際に対面販売しているような気持ちで文章を作る
  1. 商品販売設定
  • クレジットカード、銀行振込、ポイント決済など、幅広い支払い方法に対応する
  • お客さまが安心して注文できるように、配送の詳細を明確にする

ネットショップの準備が整っていない状態でSNS運用を頑張っても、最終的な「購入」というゴールにはつながらず、努力が無駄になってしまいます。わたしのスクールでは、この3つの要素を5か月かけて学ぶほど、非常に重要なポイントです。

インスタグラムだけを頑張るとどうなる?

多くの作家さんが「フォロワーを増やせば売れる」と思いがちですが、それは大きな誤解です。インスタグラムのフォロワーが多くても、肝心のネットショップが魅力的でなければ、結局お客さまは購入しません。

たとえるなら、「大量の看板を出してお店の宣伝をしているのに、実際に行ってみると店がない」という状況です。どれだけ宣伝しても、実際に買える場所が整っていなければ意味がありません。

また、「フォロワーが少ないから売れない」と思う方もいますが、フォロワーが100~200人程度でも、しっかりとしたネットショップがあれば、毎月5~10万円の売上を作ることは十分に可能です。

正しい順番とは?

  1. ネットショップを完璧に整える
  • 商品写真、説明、決済方法、配送設定をしっかり整備
  • お客さまがスムーズに購入できる状態を作る
  1. SNSで集客・宣伝をする
  • すでに整ったネットショップへ流入を促す
  • 認知を拡大し、購入のきっかけを増やす

この順番を守ることで、努力を無駄にせず、しっかりと売上につなげることができます。

まとめ

「インスタグラムをやるな!」と言うと驚かれるかもしれませんが、ここで伝えたいのは「順番を間違えないでほしい」ということです。

  1. まずはネットショップをしっかり作り込む
  2. その後にSNSで集客を行う

この流れを守ることで、無駄な努力を減らし、より効率的に売上を伸ばすことができます。

「SNSを頑張っているのに売れない」と悩んでいる方は、一度手を止めて、自分のネットショップを見直してみてください。そして、順番を間違えずに、正しいマーケティング戦略を実践しましょう。

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