
ハンドメイド副業のための時間管理術

今回は「ハンドメイド副業のための時間管理術」についてお話します。
日々の時間管理は、多くの作家さんにとって大きな課題となっています。わたしが運営しているハンドメイド物販スクールでも、「うまく時間が使えない」「やることがたくさんあるのにやらないまま寝てしまう」といった声をよく耳にします。
この記事を読んでいる方のなかにも、子育てをしながらハンドメイド作家として活動しているお母さんや、仕事をしながら副業でネットショップ運営や委託販売も行っている方も多いのではないでしょうか。
毎日の時間をハンドメイド副業だけに使えるわけではないからこそ、時間やタスクに追われてしまいますよね。
そんな忙しいハンドメイド作家さんが、どのようにすれば時間を上手に活用できるのか。今回は、わたし自身が実践して「これは良かった!」と感じた方法をお伝えしたいと思います。時間管理を見直したい方はぜひ最後までご覧ください。
1. 日報をつけることで時間を「見える化」する
まず重要なのは、自分の時間を正確に把握することです。忙しいと感じながらも、実際にどのように1日を過ごしているのか曖昧なままでは、改善することはできません。では、どうすれば自分の費やした時間を把握できるのでしょうか?
さまざまな方法を試した結果、わたしが最も効果的だと感じたのが「日報をつけること」でした。会社員時代に取り入れていた習慣を再び実践してみたところ、大きな効果を実感できたのです。
日報は、予定を書き込む手帳とは異なり、実際に行ったことを記録するものです。 おすすめの方法は、自分が行ったことを1時間ごとに後からメモすること。こうすることで、自分の行動を振り返りやすくなり、無駄な時間や改善点を見つけることができます。
「無駄な時間」を「成長につながる時間」にシフトする
日報をつけて自分の時間を把握できたら、無駄な時間を省き、未来の成長につながる時間を確保することが大切です。
わたしも副業でハンドメイド作品の販売を始め、その後、本業にしようと会社を立ち上げました。すべての業務を自分で行っていたので、常に時間に追われている状態でした。
人はつい目の前の締め切りに追われがちで、本当にやりたいことや成長のために使いたい時間を確保できずに1日を終えてしまうものです。しかし、この状況を改善しない限り、ハンドメイドビジネスでの成長は難しいといえます。
逆に、時間をうまく管理できるようになれば、自分を成長させる時間をしっかり確保できるようになります。 どんな人でも1日は24時間であることに変わりはありません。お金持ちも貧乏な人も、時間だけは平等に与えられています。
結局、人生はその24時間をいかに上手に使うかで結果が決まってくるのです。なるべく有効的に使い、成長の階段をどれだけ早く登れるかがハンドメイド副業でも大切なポイントとなります。
自分に合った方法で◎具体的な日報の付け方
日報のつけ方はさまざまですが、わたしはエクセルのテンプレート方式を活用しています。
たとえば、
「8時:リーグの収録を行った」
「10時:新作商品の開発に取り組んだ」
このように、時間ごとに行ったことを記録していくだけのシンプルな方法です。さらに簡単に記録できるよう、プルダウン形式で業務内容を選択できるようにしています。こうすることで、入力の手間を省きながら効率よく記録をつけられます。
わたしはチーム全員と共有するためにGoogleスプレッドシートを活用していますが、個人で管理するなら日報アプリを使うのもおすすめです。
大切なのは、自分にとって続けやすく、管理しやすい方法を見つけること。自分に合ったツールややり方を探してみてくださいね。
2.第2領域(未来の成長につながる時間)の確保
自分の費やした時間を把握したら、次に行うのは「時間の分類」です。 スティーブン・R・コヴィー博士の著書「7つの習慣」では、時間を4つの領域に分類しています。そのなかでも特に重要なのが「第2領域」です。
第2領域とは、重要だけど緊急ではない時間を指します。つまり、将来の成長や成功につながる活動のこと。この第2領域に充てる時間を増やすことが、将来的に大きな成果を生む鍵となります。
時間の無駄遣いを減らすことから始める
わたしたちは日々、多くの時間を無駄にしています。ハンドメイドの副業で成功したい、本業にしたい、ネットショップで売上を上げたいと考えている人にとって、この無駄な時間を減らすことが重要なポイントです。
- 何となくテレビを見続ける
- スマホゲームを延々とプレイする
- SNSをだらだらと眺める
「7つの習慣」では、このような目的のない時間を「第4領域」に分類しています。「気づいたら時間だけが過ぎてしまっていた……」という経験は、誰にでもあるものです。
わたしはこの時間を減らすために、家からテレビやソファー、コーヒーテーブルを処分しました。くつろぎ空間をあえて排除し、未来への投資となる時間を確保する決意をしたのです。
自分が誘惑に弱いことを理解していたからこそ、強制的に環境を変えました。特に海外ドラマなどは、シーズン1からシーズン7までだらだらと見続けてしまうこともありました。
もちろん、ここまで極端なことをしなくても大丈夫です。家族がいる方や、お子さんがいる場合は難しいこともあると思います。
その場合は、テレビに布をかけて視界から隠したり、リモコンを引き出しにしまうといった工夫をするだけでも効果があります。
その他の時間の使い方にも注意!自分でコントロールする意識を持とう
目的のない第4領域を減らすことが最も簡単で効果的ですが、他の領域も意識する必要があります。
第1領域(緊急かつ重要なこと):今日が締め切りの仕事や緊急対応など。
第3領域(緊急だけど重要でないこと):意味の薄い会議や形式的な集まりなど。
第3領域は、実際には重要ではないのに対応しなければならないことが含まれます。会社の無駄な会議や必要以上に長引く打ち合わせ、参加しなくてもいい行事など、一見「参加しないわけにはいかないよなあ……」と思う予定を断つことも大切です。このような時間を見直すことで、大幅に時間を確保できます。
また、日々の習慣を見直すことも重要です。例えば整理整頓を心がけるだけでも、 探し物に費やす時間が減り、効率が上がりますよね。時間管理において、「自分の時間を自分でコントロールする」という意識を持つことが重要なのです。
3.Googleカレンダーで効率的な時間管理
計画性を身につけ、空いた時間を有効活用することは非常に重要です。そのためのツールとして、 Googleカレンダーをおすすめします。Googleアカウントを持っていれば無料で利用できて、スマートフォンやパソコンから簡単にアクセスが可能です。
Googleカレンダーを使う目的は、「第2領域(未来の成長につながる時間)」のタスクを見える化し、計画的に実行することです。例えば、ハンドメイドの副業を成功させる、ネットショップで売上を伸ばす、あるいは本業にするなど、長期的な目標達成のための時間を確保しましょう。
Googleカレンダーでの有効的な使い方
Googleカレンダーの有効的な使い方をご紹介します。まずは、Googleカレンダーの「イベント作成」機能を使えば、日々のタスクを可視化できます。
特におすすめなのは、「曜日ごとに決まったタスクを設定すること」です。例えば、「毎週金曜日はYouTube撮影の日」などと決めてしまうことで、迷わずに行動できます。
イベントを定期的に行う場合は、「繰り返し機能」を使って自動的にスケジュールを組み込みましょう。「毎月第2水曜日は新作のアイデア出し」と設定しておけば、自動的にカレンダーに組み込まれます。
予備日も設定しておくとさらに効率的です。3日間を新作アイデア出しの予備日として設定することで、柔軟に対応できます。
また、カテゴリごとに色分けすることでタスクを視覚的に整理できます。「新作アイデア出し=青」「撮影=緑」「Instagram投稿=オレンジ」といった色分けをすることで、見やすさが格段に向上します。
さらに、Googleカレンダーのリマインダー機能を使うことで、忘れがちな予定も確実に実行できます。アプリをスマートフォンに入れておけば、通知で予定を確認できるので便利です。
毎週の始めに1週間の予定を俯瞰することで、タスクの優先順位を確認し、効率よく進められるように調整しましょう。
まとめ
忙しい毎日のなかで、第2領域(未来の成長につながる時間)を確保し、新しいことに挑戦するのは決して簡単なことではありません。しかし、これを実現できた人だけが、理想の未来を手にすることができるのです。
一度きりの人生を、忙しさに追われるだけで終わらせてしまって良いのでしょうか。大切なのは、自分のために時間を使うと決意すること。そして、その第一歩は 「時間の管理」 から始まります。今回お伝えした方法を取り入れて、ぜひハンドメイド副業を成功させてください!
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