売れるハンドメイド商品を作る方法〜ハンドメイド物販スクールセミナーレポート〜

2024年10月15日2025年6月23日

2024年10月12日、「売れるハンドメイド商品を作る方法」講座が開催されました。本講座では、市場調査や商品コンセプトの作り方、価格設定の戦略など、ハンドメイド商品をビジネスとして成功させるための具体的な方法を学びました。

本記事では、講座で取り上げられた重要なポイントや受講者の感想を交えながら、売れる商品づくりのステップを詳しく解説します。ぜひ最後までご覧いただき、あなたのハンドメイドビジネス成功へのヒントを見つけてください！

ハンドメイド商品を売るには、嗜好の幅を超えて「仕事」として向き合う心構えが大切です。特に大切なのは下記の2点です。

好きなことではなく「勝てること」で勝負する
好きなことだけでは絶対に売れるとは限りません。他人の心に残るアイデアに触れることが勝利のカギです。
市場や客のニーズを理解する
人から求められる商品を作るためには、自分の「これが作りたい」という思いだけではなく、客の欲しい商品を理解することが重要です。市場で売れ続けている商品のパターンに気付くだけで、次のステップが見えるはずです。

自分の好きなこと、できること、お金になることの3つが重なる範囲を探しましょう。

売れる商品を作るためには、市場調査と競合分析が勝敗を分けます。市場に得られるものがないか、自分の製品がどこでニーズを求められているかを調べましょう。

自分の気に入ったカテゴリーだけではなく、「作れそうなカテゴリー」も考慮することで機会が広がります。

たとえば、アクセサリー商品を「ギフト用」として販売する場合、ギフト包装をセットにすることで付加価値を高めることができます。贈り物として選びやすくなるため、顧客にとって「特別感」が生まれ、商品に新しい魅力を加えられます。

付加価値を追加して、顧客の悩みを解決するコンセプトを添えましょう。例えば、手作りのバッグに「持ち運びやすい」「除菌力に優れている」などのプラスアルファの価値を加えると、あなたの商品の独自性が高まります。

ネットショップを開設する際には、目的やコスト、運営スタイルに応じて3つのタイプから選ぶことが重要です。それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選びましょう。

マーケットプレイス型 （例: minne、Creema）
マーケットプレイス型は、ハンドメイド商品の出品に特化したプラットフォームで、初心者でも始めやすく、集客力が高いのが魅力です。ただし、売上に手数料がかかるため、利益率が下がる点には注意が必要。他の出品者との差別化を意識し、商品ページや写真に工夫を凝らしましょう。

モール型 （例: 楽天市場、Amazon）
モール型は、大手ショッピングモールに出店する形態です。知名度が高く圧倒的な集客力が魅力ですが、その分、出店費用や月額料金が高めに設定されています。競争も激しいため、商品ページのクオリティや顧客対応が売上を左右します。ビジネスとして本格的に取り組む場合や、ある程度の売上が見込める方におすすめです。

独自ネットショップ型 （例: BASE、STORES）
独自ネットショップ型は、低コストで自分のオンラインショップを持つことができます。テンプレートを活用すれば、簡単にオリジナルのショップを構築可能です。自由度が高く、ブランディングやデザインにこだわりたい方に最適ですが、集客は自力で行う必要があります。