頑張ってるのに伸びないハンドメイド作家のインスタが“お店目線”すぎる理由

今回は「頑張っているのに伸びない人のインスタが”お店目線”すぎる理由」についてお話をします。
今日は、ハンドメイドビジネスアカデミー代表の山口実加と、インスタ動画編集スクール専任講師の北條優紀さんとの対談をもとにお伝えしていきますね。
これは、頑張っていない人の話ではありません。「こんなにやっているのに、なんで伸びないの?」と思っている人ほど、ぜひ最後まで読んでいただきたい内容です。
結論から言うと、伸びない人のインスタは、お店の視点(売る側の視点)で作られすぎています。見る側、つまりお客さま目線ではないのです。
でも、安心してください。あなたの商品には問題はないはずです。視点がズレていただけです。
視点を変えれば伸び方が変わる方法をまとめた記事になっていますので、ぜひ最後までご覧になってください。
頑張っているのに伸びない原因は「お店目線」にある

多くのハンドメイド作家さんの投稿は、ずっと売る側の視点で作られています。
お店目線(売る側視点)の投稿とは
「これを売ってます」
「可愛いです」
「新作できました」
これらは、作り手の都合が中心になっています。しかし、人は「欲しいから」買うのではなく、以下のような時に初めて行動します。
自分に必要だと感じた時
作家に共感した時
お客さまは、常にこう思っています。
・これは自分に関係あるの?
・わたしの生活にどう役立つの?
・この作家さんを応援したい?
・わたしも同じ悩みがある?
ここに応えられていない投稿は、どれだけおしゃれでもスルーされます。つまり、頑張っているのに伸びない原因は、「商品が悪いから」ではなく、「視点がズレているから」なのです。
お店目線の投稿がスルーされる理由(お客さまが考えている4つの質問)

お客さまは、投稿を見た瞬間に、無意識にこの4つの質問を考えています。
【お客さまが常に考えている4つの質問】
1.これは自分に関係あるの?
2.わたしの生活にどう役立つの?
3.この作家さんを応援したい?
4.わたしも同じ悩みがある?
お店目線の投稿は、これらの質問に答えていません。
例えば、「新作のアクセサリーができました。可愛いので見てください」という投稿は、作家さんの視点です。お客さまにとっては、「それがわたしにどう関係あるの?」となってしまいます。
逆に、「朝の準備時間がないママでも、3秒でつけられるイヤリングを作りました」という投稿は、お客さま目線です。「わたしのことだ」「わたしの悩みを解決してくれそう」と感じてもらえます。
【伸びない投稿の特徴】
・売りたい側の視点で作られている
・伝えたいことを一方的に発信している
・自分のプライベート報告になっている
【伸びる投稿の特徴】
・相手の不安を中心に設計されている
・相手の理想を中心に設計されている
・相手の悩みを中心に設計されている
この違いを意識するだけで、投稿の伸び方は大きく変わります。
次の投稿の前に、「これはお客さまのどんな悩みや理想に応えているか?」を一言書き出してから投稿してみてください。
投稿を”お客さま目線”に変える3つのポイント

それでは、具体的にどうすれば投稿をお客さま目線に変えられるのでしょうか。3つのポイントを紹介します。
▶ポイント1:「わたし」ではなく「あなた」を主語にする
お店目線:「わたしは新作を作りました」
お客さま目線:「あなたの朝を楽にするアクセサリーを作りました」
▶ポイント2:商品説明ではなく、未来を見せる
お店目線:「スワロフスキー使用、長さ18センチです」
お客さま目線:「これをつけるだけで、鏡を見るたびに気分が上がります」
▶ポイント3:悩みや理想に寄り添う
お店目線:「可愛いイヤリングです」
お客さま目線:「耳が痛くならないイヤリング、探していませんか?」
この3つを意識するだけで、投稿が「作家の報告」から「お客さまへのメッセージ」に変わります。
ぜひ今日の投稿で、「あなた(お客さま)」を主語にした一文を入れてみてください。
プロフィールは「自己紹介」ではなく「未来が変わるメッセージ」にする

投稿だけでなく、プロフィールも同じ構造です。
多くの作家さんのプロフィールは、以下のようになっています。
【お店目線のプロフィール例】
〇〇作家
趣味:〇〇
作家歴〇年
これ、全部あなたの紹介なんです。
でも、お客さまが知りたいのは、「このアカウントをフォローすると、わたしの未来がどう変わるのか」です。
お客さま目線のプロフィールとはこのアカウントを見ると、あなたの未来が変わります、というメッセージ。
・相手のメリット
・作家の想い
伸びているアカウントほど、プロフィールは「お店の説明」ではなく、「相手のメリット」と「作家の想い」で書かれています。
【具体例】
お店目線:「アクセサリー作家です。作家歴5年。ハンドメイドが好きです。」
お客さま目線:「忙しい朝でも、3秒でおしゃれになれるアクセサリーを作っています。『これをつけると気分が上がる』そんな声をいただけることが、わたしの喜びです。」
後者の方が、「このアカウントをフォローしたい」と思いませんか?
早速、プロフィールを見直して「このアカウントをフォローすると、どんな未来が手に入るか」を一文追加してみてください。
ストーリーズは感情を先回りして動かす(悩み→変化→声)

ストーリーズも、お店目線になりやすい部分です。
たとえば、お店目線のストーリーズだと、
「今日も発送しました」
「新作作っています」
「イベント出ます」
これらは、作家さんの報告です。
しかし、売れている人のストーリーズは、お客さまの感情を先回りして動かしています。
お客さま目線のストーリーズでは、
「こんなお悩みありませんか?」
「これでこう変わります」
「お客さまから嬉しい声が届きました」
このように、お客さまの感情を先回りして動かすことで、「わたしのことだ」「欲しい」と思ってもらえます。
【ストーリーズの3ステップ】
1.悩みに共感する(こんなお悩みありませんか?)
2.変化を見せる(これでこう変わります)
3.声を届ける(お客さまから嬉しい声が届きました)
この3ステップを意識するだけで、ストーリーズが「作家の日常」から「お客さまへの価値提供」に変わります。
では、次のストーリーズで「こんなお悩みありませんか?」という問いかけから始めてみてください。
ワンポイントで一気に変わる:背景・工夫・きっかけを言語化する

対談の中で、北條優紀さんが非常にわかりやすい例を挙げてくださいました。
▶梱包の例
お店目線:「梱包しました」
お客さま目線:「この梱包の柄は、お客さまがオーストラリアンアニマルが好きだから選んだんです」
たったこれだけで、「可愛いな」「こちらの想いが伝わる」と再度思っていただけます。
▶ワンポイントを入れるだけで変わる
✔梱包の背景(なぜこの柄を選んだか)
✔工夫したところ(ここを気をつけました)
✔アドバイス(こうすると使いやすいですよ)
これらを入れるだけで、投稿が「ただの報告」から「お客さまへの配慮が伝わる発信」に変わります。
▶イベントやネットショップの声を活かす
わたしたちハンドメイド作家は、イベントで褒められたり、minne・Creema・BASEのネットショップでお客さまから喜んでもらったりしています。
その声を活かして、実はいろいろ選択しているんです。
だから、その過程、きっかけをちょっとワンポイント入れるだけで、ぐっと良い表現になります。
次の投稿で、「なぜこれを選んだか」「お客さまのどんな声がきっかけか」を一文添えてみてください。
今日からできる「お客さま目線チェックリスト」

ここまでの内容を、今日から実践できるチェックリストにまとめました。
▶投稿のチェックリスト
☐ 「あなた(お客さま)」を主語にしているか?
☐ お客さまの悩みや理想に応えているか?
☐ 商品説明ではなく、未来を見せているか?
☐ ワンポイント(背景・工夫・きっかけ)が入っているか?
▶プロフィールのチェックリスト
☐ 「このアカウントをフォローすると、どんな未来が手に入るか」が書かれているか?
☐ 自己紹介だけでなく、相手のメリットが書かれているか?
☐ 作家の想いが伝わるか?
▶ストーリーズのチェックリスト
☐ お客さまの悩みに共感しているか?
☐ 変化(こう変わります)を見せているか?
☐ お客さまの声を届けているか?
このチェックリストを見ながら、今日の投稿を見直してみてください。
まとめ:商品は悪くない。視点を変えれば伸び方が変わる

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。今日の内容をまとめると、以下の通りです。
【伸びない投稿の特徴】
・売りたい側の視点で作られている
・伝えたいことを一方的に発信している
・自分のプライベート報告になっている
【伸びる投稿の特徴】
・相手の不安、理想、悩みを中心に設計されている
あなたの商品には問題はないはずです。視点がズレていただけです。
投稿しないよりは、投稿した方が良いです。でも、せっかく投稿するなら、もうちょっとお客さまの気持ちを汲み取った内容にしてみませんか?
ワンポイント入れるだけで、投稿の質は大きく変わります。梱包の背景、工夫したところ、お客さまの声がきっかけになったこと——こうした小さな一言が、あなたの投稿をお客さま目線に変えてくれます。
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