【第7話】地獄のループのはじまり、やればやるだけ売上マイナス!

おはようございます、
ハンドメイド起業コンサルタントの 
山口実加です。

第6話では、怖いもの知らずに営業を行い
あっと言う間にたくさんの取引先を獲得できました!

しかし第7話ではそのたくさんの取引先によって
会社を存続できなくなるまでの危機に…

それでは第7話ご覧ください!
 

地獄のループのはじまり、やればやるだけ売上マイナス!


さまざまな商業施設と打ち合わせの度に、
先方からいくつかの条件が提出されます。


・出店料は無料。
・売上の平均4割が先方(委託販売手数量)6割が当社。
・販売員への日当は弊社負担。
・販売員への交通費は弊社負担。
・百貨店営業時間中は、販売を行う。
・販売に伴う販促物制作費用も負担。
・商品が盗難に合った場合、責任が取れない。


当時はハンドメイド作家が百貨店などの
商業施設で販売される方がたくさんいました。


・販売員への日当は弊社負担。
・販売員への交通費は弊社負担。


販売員の日当が出せないブランドは、
作家自身が店頭に立つということが定番でした。


迷わず、わたしたちも
自分たちで売り場に
立つことにしました。


売り場に陳列する商品在庫も
わたしたちは売り場に
立たなければいけないので 制作時間がない。

制作を外注業社に依頼することにしました。
…1商品制作外注費用300円〜900円





外注会社から納品された商品を検品し、
台紙に固定し、バーコードを貼ります。






出店する店舗スペースのサイズを計測し、
どこにどの商品をレイアウトするかスケッチします。


(新宿マルイ本館 ディスプレイレイアウト図)


(新潟伊勢丹 ディスプレイレイアウト図)


スケッチしたレイアウトを
実寸サイズでディスプレイして最終確認を行います。





このような準備に追われながら
商業施設での委託販売がスタートしました。


2017年4月10日〜9月3日までの
4ヶ月間。

15店舗の販売先を
2人でまわすことになります。



(新宿マルイ本館)


(新潟伊勢丹)


(ルミネ新宿2)


(ショップイン アトレ恵比寿店)



(ショップイン お茶の水サンクレール店)

(PLAZA ルミネ横浜店)


(PLAZA 玉川高島屋S・C店)


開店から閉店までの時間を
売り場に立ち続けるということが、
どれだけ体力的、精神的に消耗し、
これから事業展開をしようとしている
会社の負担になるのか。





この時は
気づいていませんでした…。


1日中店頭に立ってみて、気づくことがありました。
 

  • 平日の日中に、商品が売れることは少ない。
  • 18時以降に、会社帰りの人が商品を買ってくれる。
  • 週末しか売れない場所もある。
  • 売り場の立地条件によって、1日の売上は違う。
  • 人通りが多くても足を止めにくい場所では、買ってもらえない。



売り場によっては
1日10,000円売れるのが
精一杯な場合もある。



丸1日販売員として拘束され、
帰宅してから徹夜で業務を行い、
朝、また販売員として
売り場に立たなければいけない毎日。


とても2人だけでは
複数の店を同時に回すことができず…
販売員として店に立ってくれる
友人にお願いしてまわりました。



例えば、東京都の場合
最低賃金は1,013円です。
(2020年10月4日現在)


日本は8時間労働と定められています。
8時間売り場に立てば、
1,013円×8時間=8,104円


休憩時間を考慮し、
1日は最低2名体制。
8,104円×2名=16,208円


1日10,000円しか売れない売り場の場合、
売上 10,000円−販売手数料 4,000円
=6,000円−人件費 16,208円
=−10,208円


マイナス10,208円です。


結局、経費と売上が見合わず、
十分にあったはずの開業資金も

・販売員の人件費
・売り場を埋めるための商品制作費

…1つの売り場は、400〜500点の商品を陳列
(経費およそ27万円)



起業して販売先にも恵まれ
最高のスタートを切ったと思いきや

販売先が決まれば決まるほど
経費ばかりがかさみ、
あっという間に
売上がない。お金がない。


起業してたった8ヶ月で
会社の存続さえも、
危ぶまれる自体に陥りました…



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