メルカリで大きく稼げるハンドメイド商品３選！

今回は「メルカリで大きく稼げるハンドメイド商品３選！」についてお話します。

ハンドメイド作家を目指している方から、「どんな商品が売れますか？」という質問をよくいただきます。この記事では、そんな疑問にズバリ答えるべく、実際に売れているジャンルや成功例をもとに、「売れる商品３選」をわかりやすくご紹介します。

これからハンドメイド作家として活動を始めたい方やもっと売上を伸ばしたい方はぜひ最後までご覧ください！

商品開発において重要なポイント

最初にお伝えしたいのは、商品開発において「切り口がとても大切」ということです。実際にわたしが運営しているハンドメイド物販スクールでも、最初の１か月目の授業のうち、なんと６時間をこのテーマに費やしています。

なぜなら「売れる商品って何だろう？」と真剣に考えることが、ビジネスの成功を左右する大きな鍵になるからです。

よく「〇〇教室に通って、たくさん作品ができたので、在庫処分がてら売りたいんです」といったご相談もいただきますが、正直なところ、そういう商品はなかなか売れません。

ネットで売れているハンドメイド商品というのは、最初から「売ること」を目的に、しっかりと設計されたものです。「作ったから売る」ではなく、「売るために作る」という発想が必要不可欠なのです。

ネットショップは、余ったものを気軽に売って簡単に稼げるような甘い世界ではありません。だからこそ、逆算して「どうすれば売れるか？」を考える思考がとても大切です。

実際、大手メーカーでも同じように「商品開発会議」を開いて、市場を分析しながら商品づくりをしていますよね。テレビなどで、そうした舞台裏を見たことがある方も多いのではないでしょうか。

わたしたちハンドメイド作家も、やっていることはそれと同じなのです。たとえ一人で活動していたとしても、「商品開発」という意識は欠かせません。ぜひ今回を機に、「何が売れるのか？」という課題に、真剣に向き合ってみてくださいね。

１. 子ども服

まずご紹介したいのが「子ども服」です。これは本当におすすめです。

わたしのスクールの受講生のなかにも、「ベビー袴（はかま）」を手がけている方がいます。このベビー袴というジャンル自体は、すでに人気があり、ある意味“王道”とも言えます。

しかし彼女は、まず市場をしっかりとリサーチしました。その結果、多くの作家さんが「和柄」の布を使ってベビー袴を作っていることに気づいたのです。「みんなが和柄で作っているなかで、自分も同じような商品を出しても埋もれてしまうだけだ」と、彼女は判断しました。

そこで彼女が考えたのは、「洋風の柄」を取り入れるというアプローチ。リバティプリントのような、上品で可愛らしい洋風デザインの布を使って、ベビー袴を制作したのです。

この「人気ジャンル」 ×「 自分らしいデザイン」という掛け算が見事にハマり、彼女のブランドはインスタグラムでも注目を集め、多くの問い合わせを受けるようになりました。現在はネットショップの立ち上げ準備を進めており、ブランドとしても順調に成長しています。

このように、たとえ人気のあるジャンルでも「他の商品とどう差別化するか」がとても大事です。言い換えれば、「みんなが作っているものと同じでは売れない」ということなんです。

人気ジャンルに取り組む際には、自分らしいスタイルや視点をプラスして、オリジナリティのある商品に仕上げていきましょう。

特にベビー服は、「自分の子どもに着せたい」といった想いから始める作家さんが多いジャンルでもあります。育児の中で「こんな服があったら便利だな」「こういうデザインがもっとあればいいのに」と感じることが、実は商品開発のヒントになったりするのです。

ご自身の経験や気づきを活かして、あなただけのオリジナルな子ども服を考えてみてくださいね。

２. ペットの服・グッズ

次におすすめしたいのが「ペット服」やペット関連のアイテムです。これは年々需要が高まっているジャンルで、特に犬や猫を飼っている方にとっては、アイデアが商品につながりやすい分野でもあります。

「自分の愛犬・愛猫にこんなものを着せたい」「こういうグッズがあったら便利なのに」といった日常の気づきが、商品開発のヒントになるのです。

わたしのスクールの受講生のなかにも、ペット用の首輪を作っている方がいます。彼女は自身が犬を飼っていて、「迷子になったときにすぐ連絡が取れるような首輪があればいいのに」という思いから、飼い主の電話番号を刻印できる首輪を考案しました。

さらに、夜のお散歩のときに車からペットが見えにくいという問題にも着目したのです。「光る首輪」はすでに市販されていますが、見た目がイマイチだったり、素材が硬くてペットに負担がかかるものがほとんどでした。

そこで彼女は、犬や猫にやさしい素材を使いながら、デザイン性の高い「光る首輪」を開発しました。今では人気商品となって、多くの飼い主さんから支持を集めています。

このように、ペット用品の市場はとても広いため、そのぶん競争も激しいです。だからこそ「自分の体験」や「ペットとの暮らしで感じたこと」を商品に落とし込むことが大切です。

たとえば、「もっと快適に過ごせる素材を使いたい」「ペットのストレスにならない形状にしたい」など、実際に飼っている人だからこそわかる視点を大事にしてみてください。

ペット服・ペットグッズという人気ジャンルに、自分ならではの切り口を掛け合わせることで、他にはない魅力的な商品が生まれていきますよ。

３. アクセサリー

最後にご紹介するのは「アクセサリー」です。実はこのジャンル、わたしの元にもいちばん多くお問い合わせをいただく人気分野なのです。わたし自身も、ハンドメイド作家として最初に取り組んだのがアクセサリーでした。

アクセサリーは比較的手軽に始めやすく、材料も揃えやすいので、初心者の方にも人気があります。わたしも最初は見よう見まねでブランドを立ち上げ、現在は「ラシエスタホリデーショップ」というブランド名で、ペアブレスレットやペアアンクレットなどを販売しています。

しかし、アクセサリーは人気だからこそライバルも非常に多く、工夫せずに始めてしまうとすぐに埋もれてしまいます。そのため「アクセサリーのなかでも何を作るか」が成功の鍵となります。

とくに避けたいのは、市場規模が大きすぎるジャンル。たとえば「ピアス」はアクセサリーのなかでも王道中の王道です。ハンドメイドイベントではよく売れるのですが、ネットショップでは競合が多すぎて目立ちにくいのです。

わたし自身も最初はピアスを販売していましたが、ネットショップではなかなか売れず、思いきってやめました。代わりに注目したのが「アンクレット」です。市場がまだ広がりきっていない分、差別化がしやすく、結果として毎月100万円以上の売上につながるブランドへと成長しました。

このように、同じアクセサリーでも「少し視点をずらす」ことで、チャンスが広がります。わたしのスクールでも受講生におすすめしているのは、「イヤーカフ」や「イヤリング」といった、ピアス以外の耳元アクセサリー。

ある生徒さんは、イヤリングだけで月に10〜15万円の売上を達成していたり、イヤーカフを月30個以上売ったりしている人気作家さんもいます。

大切なのは「かわいいだけでは売れない」ということを肝に銘じること。アクセサリー市場には、すでにかわいい商品が山ほどあります。だからこそ、お客様の悩みに寄り添った商品づくりが重要なのです。

たとえばイヤリングなら「長時間着けていると耳が痛くなる」、イヤーカフなら「すぐ落としてしまう」といった声をよく耳にします。

そうした悩みを解決できるように、「痛くならないイヤリング」や「落ちにくいイヤーカフ」といった、機能性を意識した商品を作ることが、選ばれるブランドへの第一歩になります。

これからアクセサリー販売にチャレンジしたい方は「デザイン性」 ×「お客さまのお悩み解決」を意識して、商品開発を進めてくださいね。

まとめ

今回は「メルカリで大きく稼げるハンドメイド商品３選」として、子供服・ペット服・アクセサリーの３つをご紹介しました。どれもハンドメイド販売に取り組んでいる方には身近なジャンルだったのではないでしょうか。

大切なのは「可愛いから」「作ってみたかったから」だけで商品を作るのではなく、お客さまの悩みを解決したり、暮らしをちょっと豊かにできるアイテムを販売する意識を持つことです。

商品開発は決して簡単なものではありませんが、ここにしっかり向き合えるかどうかで、あなたの商品の売れ行きは大きく変わってきます。まずは自分に合ったジャンルを見つけて、そこに「あなたらしさ」や「お客さま目線」を掛け合わせたアイデアを形にしてみてくださいね。

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