月商50万円を目指す! 賢い仕入れ&利益が残る価格設定の基本

今回は「月商50万円を目指す! 賢い仕入れ&利益が残る価格設定の基本」についてお話をします。

ハンドメイド販売で売上は上がってきたのに、なぜかお金が残らない。忙しいのに利益が出ない。そんな悩みを抱えていませんか?

この記事では、価格設定の本質である「利益の最大化」の考え方、原価計算の基本、利益率60%を目指す理由、そして利益が出ないときの改善手順まで、具体例とともに解説していきます。

売上ではなく利益で考えられるようになり、月商50万円を目指すための価格設定と仕入れ改善の方向性を理解できる記事になっていますので、ぜひ最後までご覧になってください。

目次

価格設定が”売上”より大事な理由

高すぎてもダメ、安すぎてもダメ

価格設定はビジネス成功に直結します。大事なのは「利益の最大化」です。

利益の計算式はシンプルです。

売上-経費=利益

価格が高すぎると顧客が離れますが、安すぎると売れても利益が残りません。ハンドメイド作家に多いのは、この「安すぎ問題」です。

たくさん売れているのに価格が安すぎて、実際に手元へ利益が残らない。こんな状態になる可能性があります。

売上が同じでも利益で未来が変わる

たとえば、売上100万円のお店が2つあるとします。

・Aブランド:売上100万円、経費90万円→利益10万円

・Bブランド:売上100万円、経費50万円→利益50万円

どちらも売上は同じ100万円です。でも、利益はまったく違います。

どちらも黒字なので問題ないように見えますが、利益を多く残した方が、翌年の成長スピードが速くなります。

翌年、両ブランドとも一生懸命働いたとします。Aブランドの売上は110万円に伸びました。一方、Bブランドは150万円まで伸ばすことができました。

同じスタート地点だったのに、翌年は大きく差がついたのです。

利益がある店ほど伸びるのは「宣伝に投資できる」から

「宣伝=認知」知られてないだけで売れない

売上に差がつく理由は、認知度を高めるための集客活動に費用を投資できるかどうかです。

Aブランドは利益が少ないため、翌年の広告宣伝費にあまりお金を使えません。一方、Bブランドは利益が多いため、広告宣伝費にたくさん使えました。

商品が売れないとき、「商品が悪いのかな」と思いがちです。でも実際は、知られていないだけということがよくあります。

大抵のお店が売れないのは宣伝不足です。決してあなたの商品が悪いわけでも、才能がないわけでもありません。本当に単純に知られていないだけなのです。

投資先の例

利益があれば、こういった投資ができます。

・広告運用
予算が多い方が有利になります。

・SNS運用
どうしても苦手な場合、制作代行を依頼するという選択肢もあります。こういった外注費用を捻出できるかどうかも、利益次第です。

・コンテンツマーケティング
ブログなどのSEO対策です。しっかりキーワード対策をしたコンテンツを作るには、お金と時間の投資が必要です。

・展示会やイベントへの参加
何十万円かかるものの方が集客力があり、たくさんの人に見てもらえます。必要な時にお金を払えるかどうかは、利益額で決まります。

宣伝しないと誰も知らないから売れないという負のループになりますが、宣伝がちゃんとできていれば、お客さまのタイミングで買ってもらえる流れを作れます。

実例:楽天で月収100万まで伸びた流れ

わたしの楽天市場での、出店から半年で月収100万円に到達するまでの推移です。

25万円→30万円→40万円→65万円→50万円→100万円

この過程で何をしてきたかというと、宣伝の強化です。広告費を投入し、運用をしっかり行って、100万円という数字まで持っていきました。

すぐに月商50万円にならなくても、利益があれば広告宣伝を強化して月収50万円に近づけます。

委託販売で起きやすい落とし穴

バイヤーの「売れやすい価格」に合わせる危うさ

わたし自身、自分のブランドを本業として始めた際、まず展示会に出展しました。約50万円をかけて、たくさんの大手バイヤーさんと繋がりました。

その結果、百貨店や小売店とどんどん繋がりを作り、販路を拡大していくことができたのです。

こういった店舗との取引で一番多いのは、委託販売です。店舗にスペースを貸してもらい、売れたら販売手数料を納めるという形です。

価格を決める時、1,580円や1,780円で販売していました。これは、バイヤーさんから「こういった金額だと売れやすい」と教えていただいたためです。

その価格帯ならば売れると理解していましたし、それが良いと思っていました。何の疑いもありませんでした。

忙しいのにお金が残らない→原因は原価計算が甘かった

販売手数料があることは理解していました。たとえば1,580円で売って、手数料が40%なら632円。残りの948円が取り分だと考えていました。

50%の契約なら790円が手数料で、利益は790円。55%なら869円が手数料で、利益は711円。全て利益は残ると思っていました。

複数の店舗を同時展開したため、非常に忙しくなりました。全国16店舗に展開した時などは、1店舗だけでも16段ボールになり、毎日引っ越しのような状態。

ありがたいことに忙しく仕事をしていましたが、働いても働いてもお金が残らない状態になっていました。

たくさんの取引先があって、売れっ子作家になったような気持ちでいましたが、仕事はいっぱいあるのに、手元にお金が残らないのです。

入金もあるけれど支払いもある。お金が右から左に流れていくようで、手元に止まりません。

半年ほどで違和感を覚え、商工会議所で専門家に相談しました。そこで気づいたのは、原価を”しっかり”計算していなかったということでした。

原価とは何かをきちんと理解していないまま、小売業を始めていたのです。

原価計算の基本:4要素✛手数料=純利益で見る

原価の4要素

原価計算は、商品の販売価格を決定する上で非常に重要です。原価を把握することで、適切な利益を上乗せした価格設定ができます。

原価を計算するときは、以下の4つの要素を必ず入れてください。

1.材料費
2.梱包資材費(台紙、袋、箱、封筒、段ボールなど)
3.配送費
4.製造労働費(制作時間)

多くの作家さんは材料費には気づいています。しかし、梱包資材費や配送費、そして制作時間もコストです。この4つを含めたものが原価です。

粗利益と純利益の違い

「原価400円、販売価格1,000円=利益600円」と思いがちですが、それは粗利益です。

販売手数料が40%なら、こうなります。

原価:400円
粗利益:600円
販売手数料:400円(1,000円×40%)
純利益:200円

さらに深刻なケースもあります。商品価格1,000円、原価600円の場合です。

原価:600円
粗利益:400円
販売手数料:400円
純利益:0円

わたしは粗利益と純利益の違いを理解しておらず、そもそも原価も正しく計算していませんでした。

1,000円で売って40%の手数料を納め、原価に600円かかったら、手元に利益はゼロだったのです。

入金もあるけれど支払いもあるから、お金が消えていきました。毎回マイナスでした。

創業融資で借りた何百万円というお金があっという間になくなったのも、これが原因でした。

粗利益と純利益は違います。必ず、手数料を引いた後の純利益で見てください。

利益率60%を基準にする

なぜ60%なのか

この失敗から学び、今ではハンドメイドビジネスアカデミーの受講生には、利益率は60%以上残すことを強く伝えています。

目安として、利益率60%以上を残すことを推奨します。

ハンドメイド商品は単価が上がりにくい傾向があります。一個一個の金額がそれほど高くない分、利益率を高く保つことが重要です。

利益率の計算式は、こうです。

利益率=(純利益÷販売価格)×100

利益率82.6%の例

たとえば、こんな商品があります。

販売価格:8,100円
原価:1,407円
利益:6,692円

利益率を計算すると、こうなります。

6,692÷8,100×100=82.6%

わたしの一番売れている商品は、このような利益率で価格設定しています。

82%の利益率があれば、委託販売で手数料40%を引かれても、残り40%程度の利益が確保できます。

利益率が出ないときの改善ルート

「いくらで売るべきですか?」とよく聞かれますが、正直それには答えられません。

大切なのは、利益が60%残るかどうかです。残ればOK、残らなければ見直しが必要です。

利益率が60%に届かない場合、改善する順番があります。

①仕入れ見直し
一番は素材の見直しです。使っている材料の金額を下げられないか検討してください。
大手の素材屋さんは便利ですが、やや割高な場合があります。もっと原価を下げるなら、問屋を利用しましょう。
関東なら御徒町や浅草橋、関西なら心斎橋あたりに問屋が集中しています。1円でも安い素材を探すことが重要です。

②梱包資材見直し
100円ショップは安いようで、実は割高なこともあります。
梱包資材を扱っている問屋(シモジマなど)を利用すると、単価が下がるケースが多いです。

③制作時間見直し
デザイン自体を見直します。デザインを簡略化すれば、制作時間を短縮できます。

④商品変更
それでも利益率が60%以上にならないなら、その商品は市場とミスマッチを起こしている可能性があります。
販売価格の相場を知るには、minneやCreemaなどで同じジャンルの商品価格を調べてください。
たとえばイヤーカフなら、2,900円、1,600円、2,000円、1,900円といった価格帯がわかります。その幅の中に自分の商品価格を納めることが重要です。
利益が取れない商品が売れる方が危険です。売っても売ってもお金が残らないという状態になります。
だからこそ、ちゃんと利益が取れる商品を売ってください。

まとめ

「いくらで売るべき?」の答えはシンプルです。利益率60%残るならOKです。

大切なのは、売上ではなく利益です。利益が多いお店ほど、宣伝に投資でき、成長が速くなります。

原価計算は、材料費・梱包資材費・配送費・製造労働費の4要素を必ず入れてください。そして、手数料を引いた純利益で見ることが重要です。

わたしも創業期、素材ノートを作っていました。一個一個の資材をテープで貼り付けて、1個あたりの金額を記録していきました。後に表を作って管理するようになりました。

1円でも安い素材を探すことは非常に重要です。大型手芸店だけでなく、問屋など、もっと安く仕入れられる場所を探してみてください。

利益率が出ないときは、①仕入れ見直し→②梱包資材見直し→③制作時間見直し→④商品変更の順で改善しましょう。

次の一歩は、原価を4要素で書き出すことです。ノートや表にして、純利益と利益率を見直してください。

一個一個の商品で利益率を60%以上確保すれば、委託販売で手数料を納めても手残りが出ます。しっかり手元に利益を残すことが、月商50万円への道を開きます。

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