ハンドメイドを仕事にするのは無理? 女性作家が乗り越えるべき壁

「ハンドメイドを仕事にしたいけど、やっぱりわたしには無理なのかな……」そんな悩みを抱えていまませんか?
わたしがハンドメイド物販スクールを運営するなかで感じるのは、ハンドメイドビジネスに挑戦する多くの方が女性であり、家事や育児、パートなど、日々多くのタスクを抱えているという現実です。
今回は、そんな女性作家さんたちがハンドメイドを「趣味」から「仕事」に変えていくために、乗り越えるべき壁とそのヒントについてお話しします。
「好きなことで生きていきたい」「なかなか商品が売れなくて悩んでいる」という方はぜひ最後までご覧ください。
ハンドメイド物販スクールのカリキュラムは約6ヶ月。でも、全員が同じようにできるわけではない
わたしが運営しているハンドメイド物販スクールでは、約半年間で「minne」「Creema」「BASE」といったオンラインショップを立ち上げ、商品を販売するための運用スキルを身につけるというカリキュラムを提供しています。
しかし、「なかなか思うように進められない」という方も一定数いらっしゃいます。やる気がないわけでは決してありません。むしろ「やりたい!」という気持ちをみなさん強く持っています。しかし、育児や介護、家事、そして本業の仕事などに追われ、思うように時間を使えないという現実に直面しているのです。
「できる人」と「できない人」の違いとは?
そんなみなさんを見ていて、改めて思うのは「人それぞれに置かれている環境がまったく違う」ということです。わたし自身はハンドメイド作家として独立し、ブランドを立ち上げ、今では法人化してスタッフを抱えるまでになりましたが、その背景には「すべての優先度を仕事に置いた人生」があります。
わたしは出産も経験していませんし、日常のなかに「家庭を回す」というタスクがないからこそ、朝から晩まで仕事に打ち込むことができています。もちろん、これはわたしにとっての選択であり、誰にでもそれが正しいとか、できるはずだとは思っていません。
家事や本業が忙しくても結果を出している方がいる一方で、なかなか前に進めない方もいます。「この違いって何なんだろう?」という疑問は、スクールを運営するわたしにとっても大きなテーマとなっています。
これまで100名以上の生徒さんと関わってきましたが、成果を出している人たちにはある共通点があることに気が付きました。それは「どうにかして仕事の時間を捻出する工夫」をしているということです。
「できる人」は睡眠時間を削ってでも、時間を作っている
新たにネットショップをオープンするには、それなりにまとまった時間が必要です。成果を出している人たちは、限られた時間のなかで集中できる環境を自分でつくり上げています。
たとえばお子さんを3人育てながら活動しているある作家さんは、「朝の方が作業がはかどる」と言って、毎朝3時に起きて作業をしていると話してくれました。また、「夜の方が集中できる」という方は、家族が寝静まった深夜に作業する時間を確保しているようです。
もちろん健康や家族との時間のバランスも大切ですが、「この6ヶ月間だけでも集中して取り組もう」という姿勢が、結果につながっているのは間違いありません。
ハンドメイド作家のほとんどが女性。しかし、多くの方が「売れていない」という現実
ハンドメイド作家として活動している方の多くが女性であることをご存じでしょうか。ハンドメイド商品の販売サイト「minne」の情報によると、登録者のうち91%が女性なのだそうです。また、「Creema」などほかのサイトを含めると、全体の約8割近くが女性ユーザーと見られています。
その一方で、現実は厳しく、月の収入が5万円未満という作家さんが全体の82%にものぼるというデータもあります。この数字を見ればわかるとおり、実際には「なかなか売れていない」という方が大多数なのです。
なぜ売れていないのにハンドメイドを続けるのか?
それでもハンドメイドを続けている女性作家さんは多くいらっしゃいます。その背景には、家庭の収入で生活が成り立っている場合が多く、「収入のため」というより「好きだから」「自己実現のため」に取り組んでいる方が多いという背景が見受けられます。
たとえば、配偶者の収入があることで生活にある程度の余裕があるため、本気で稼がなくても活動を続けられている、という方も少なくはないのです。
また、出産や育児で一時的に仕事を離れるタイミングや、子どもが手を離れた後の「第二のキャリア」としてハンドメイドを始める方もいます。「子どもが小さいから」「外に働きに出づらいから」こうした理由で、ハンドメイドを「在宅でできる仕事」として始める方はとても多いです。
しかし、実際には時間も体力もかなりかかってしまうのがハンドメイド。商品制作、撮影、ショップ運営、発送、SNS発信……これらを隙間時間でこなすには無理があるのです。
やめない理由。それは、「達成感」や「やりがい」を感じられるから
ハンドメイド作家として活動していると、ふと「これだけやっても月に5万円しか稼げないの?」と落ち込むこともあるのではないでしょうか。実際に、パートの方が安定した収入が得られるし、時給換算すると効率もいいかもしれません。
しかし、ハンドメイドにはそれに勝る「やりがい」があるのです。自分の作品が売れた瞬間の喜び、お客さまの反応、自分のブランドが少しずつ育っていく達成感。これは他の仕事ではなかなか得られないものです。
では、これほど大きなやりがいや充実感があるハンドメイド活動にもかかわらず、なぜ思うように収益につながらないのでしょうか?ここからは、多くの女性作家さんが陥りがちな売れない原因と、その改善のヒントについてお伝えしていきます。
売れない理由は、女性特有の“思考”にある?
ハンドメイドを「仕事」として取り組むには、自分自身の意識改革が必要です。女性作家さんにとくに多いのが、「自分ばかり仕事していて申し訳ない」「子どもや夫を優先しなきゃ」という遠慮の気持ち。
女性は「家庭のことをしながら好きなことをやる」という無意識の枠のなかで、自分のやりたいことをセーブしてしまいがちです。しかし、本当は「一番元気な時間」に自分の仕事を持ってくるべきなのです。
「やる」と決めたなら、仕事を最優先にしよう
スクールの生徒さんのなかには、「子どもが寝たあと」「家族が出かけたあと」に作業している方が多くいます。しかし、ハンドメイドビジネスは日常生活の片手間でできるほど簡単ではありません。
だからこそ、最初から家族の協力体制を築くことが大切です。実際に成果を出している生徒さんの多くは、夫や子どもたちにも「手伝ってもらう空気」を作り、家庭全体で応援してもらえる環境を整えています。
また、スクールを運営しているなかで「夫に聞いてから……」「家族に相談してから……」という言葉をよく聞きますが、その意識では起業なんてできません。自分の人生を動かす決断は、自分で下すものです。
うちのスクールの生徒さんは「夫には相談せずに自分で決めています」という方がほとんどです。それくらいの強い覚悟があるから、成功できるのです。
成功している人は、正しい「優先順位」をつけている
本気でハンドメイドを仕事にしたいなら、半年間だけでも生活の優先順位を変える必要があります。たとえば、「毎日夕食は手作りでなければいけない」「週末は必ず家族で出かける」など、これまで通りの生活で新しい時間を確保することはできません。
長い人生の、たった半年。この期間だけでも自分の時間を最優先にする勇気を持ってほしいのです。
「今の人生を変えたい」「ハンドメイドを仕事にしたい」そう思うなら、やるしかありません。うちのハンドメイド物販スクールでは、半年間しっかりと学び、行動してもらいます。課題も多く、学んだことを復習する時間も必要です。
だからこそ、生活のなかで「手放すもの」を決めることがスタートラインです。そして、周りからの協力が得られないなら、「なぜ協力されないのか?」を考える。自分の姿勢が試される場面でもあります。
わたし自身も、今の会社を立ち上げて9年目になります。これまでの間、すべての決断を自分でしてきました。振り返ると「決め疲れ」するほど選択を迫られたこともありますが、それこそが起業の醍醐味でもあります。
知識が足りなければ学べばいい。行動量が足りなければ増やせばいい。でも、「決断」を他人任せにしているうちは、何も変わらないのです。
周りの人の協力体制づくりは、成功のための第一歩
ハンドメイドで本気で成果を出したいなら、まず取り組むべき課題のひとつが「家族に協力してもらう体制づくり」です。実際に、成果を出している方や、継続的に収益を上げている方は、例外なく周りの人の協力を得ることに成功しています。
とはいえ、最初からすべてを応援してもらえるわけではありません。大切なのは、まず自分が本気で取り組む姿勢を見せること。口だけで「これから頑張るから」と言っても、行動が伴っていなければ説得力はありません。「本当にやる気があるの?」と疑問を持たれてしまっても仕方がないのです。
わたし自身も、会社員として働きながら副業でイベント出店をしていたころ、たくさんの在庫を作る必要がありました。イベント前は半休を取って準備に追われる日々。そんなとき、家に帰ると両親が「なにか手伝おうか?」と声をかけてくれ、30センチの紐を100本切るといった地味な作業を手伝ってくれました。お願いしたわけではなく、わたしの本気の姿勢を見て「自然と手伝いたくなった」と感じてもらえるような空気をつくることができていたのだと思います。
離婚後に出会った今のパートナーも、最初のデートのころからわたしのハンドメイド活動を手伝ってくれていました。昼休みにカフェで商品の下準備をしている様子を見て、「手伝うことはある?」と申し出てくれるほど。「この番号のビーズを買ってきてほしい」とお願いすることから始まり、今では彼もわたしの会社の一員として一緒に働いてくれています。
このように、本気で取り組んでいれば、周囲は自然と協力したくなるもの。むしろ、それくらいの熱量がなければ、周囲を巻き込むことはできないのです。
家族の協力は「起業の基礎体力」
売上が増えてくると、今度は「手が足りない」問題が出てきます。わたしの会社でも、パート勤務のママさんたちが在籍していて、お子さんを幼稚園に送った帰りに数時間だけ来てくださり、発送作業や商品づくりを手伝ってもらっています。
このように、いずれ外部の人を雇うタイミングが来ることを考えると、まずは家族に頼れる関係性を築くことが起業の「準備運動」とも言えるのです。
完璧主義は手放して、全力投球すべきところを見極めることが大切
女性はとくに日々のタスクが多く、「すべてを完璧にこなさなければ」と思いがちです。しかし、それでは時間も体力も足りなくなってしまいます。
実際に、わたしの会社に在籍している子育て中のスタッフも「手を抜くところは抜く」と言っていました。そして、「やると決めた仕事は完璧にやる」。このバランスが大切です。
だからこそ、「自分がやるべきこと」「今しかできないこと」に全力を注ぎましょう。家族の協力は、最初の一歩を支える大きな力となります。そして、その一歩を踏み出すのは、あなた自身なのです。
まとめ
今回は、ハンドメイドビジネスでの起業を本気で目指す女性たちに向けて、「時間の確保」と「家族の理解と協力」の大切さを中心にお伝えしました。
ノウハウやスキルももちろん重要ですが、それらを実践に移すにはまず「行動するための時間」が必要です。女性の場合はとくに育児や家事など日々のタスクが多く、自分の時間を捻出するには家族や周りの人の協力が欠かせません。
今すぐ起業するかどうかに関わらず、まずは「自分自身がどう生きたいのか」「どんな働き方を目指したいのか」をしっかり考える時間を持ってください。そして、その実現のために一歩を踏み出してもらえたら嬉しいです。
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